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【参加レポート】福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会 「中央銀行デジタル通貨とリブラ」

こんにちは、スミリオンの長嶋です。
以下の勉強会に参加してきましたので、内容をレポートします。
 
福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会 「中央銀行デジタル通貨とリブラ」
https://bitcoin-fukuoka.doorkeeper.jp/events/100713

 

歴史に見る通貨の成立要件とブロックチェーンの可能性
岡田仁志先生(国立情報学研究所)


まず、初めにスイスの風景や町並みから話が始まり、次にスイスのツークにある「クリプトバレー」(世界中からブロックチェーンスタートアップが集っているエリア)の説明になり、そこから歴史の話が始まったんですが、
中世欧州における貨幣の歴史は、カール大帝(シャルルマーニュ)による貨幣改革あるいは
「リブラ体系の創設」に始まる とのこと。
FacebookのLibraもこれを意識しているのではない?とのことでした。
⇒前回も岡田先生のお話を拝聴しましたが、岡田先生のお話は一見関係なさそうな伏線がいくつもあって、それを最終的には回収して結論にもっていかれるので、聞いていて凄く面白かったです。
岡田先生が何度か言っていましたが、
通貨とは、
「その時の最先端技術を使う」、「何かしらの美しさがある」
と言われてたことがすごく印象的でした。
次回も機会があれば、岡田先生をぜひ聞いてみたいと思います。
 

貿易実務におけるブロックチェーン利用の実践と課題
金子雄介氏(三井住友FG)


最初に貿易の話から始まり、「貿易の難しさ」、「輸出における書類と情報および貨物の流れ」などを説明して頂きましたが、非常に分かりやすい内容で、貿易のことは全くの無知でしたが、私でも内容が理解できるようにすごく丁寧にお話されていたのが印象的でした。
後半は、貿易における実証実験の結果のお話でした。
こちらは、webサイトに情報があるとのことで、以下のサイトを見た方が分かりやすいので私の説明は割愛します。
貿易実務のブロックチェーン利用,実践と課題
https://www.ipsj.or.jp/dp/contents/publication/39/S1003-S07.html
 

Move言語とステーブルコイン
山崎重一郎先生(近畿大学)

前半は、Move言語のお話で、後半はLibraに絡めたお話でした。
ブロックチェーンの話で、BitcoinやEthreumのブロックチェーンは過去の分岐を持っているが、Libraは分岐は持たずにメインチェーンしか持たないって話が印象的でした。
山崎先生のスライドは公開されていますので、詳しくは下記をご覧ください。
https://www.facebook.com/100000820064007/posts/2590206834349960/
 

ディスカッション

ディスカッションの前に、ネタ振りと言うことで、岡田先生が先日行われた
決済のイノベーションと中央銀行の役割―ステーブルコインが投げかけた問題―
創立35周年記念FISC講演会における講演
で、日銀の黒田総裁が登壇された内容を簡単に説明してくれました。

詳しくは、以下の情報を見て頂きたいですが、金融トリレンマやLibraの取り付け騒ぎ?の話は興味深かったです。

 
決済のイノベーションと中央銀行の役割―ステーブルコインが投げかけた問題―
https://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2019/ko191204a.htm/
 
その後のディスカッションでもいろいろな質問が出ていて、たくさん勉強をさせて頂きました!
 
福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会は、開催回数が少ないですが、普段聞けないような話がたくさん聞けるので、次回開催時もぜひ参加したいと思います。
 
では、また