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SEO外部対策の被リンクとは?どうして効果があるの|SEOの基本第20回

こんにちは、スミリオンの吉田です。

 

SEOには大きく分けて2つの対策があります。内部対策と外部対策です。内部対策とは、ホームページの構造や内容をクローラーとユーザーに分かりやすくするための対策です。これまで書いてきた内容はすべて内部対策についてです。

 

一方、外部対策とは外部からホームページの評価を高め、検索で上位表示を狙うことです。

外部対策でやることは1つ、ホームページに被リンクを集めることです。外部対策=被リンク対策です。

 

被リンクとは、外部のWebサイトから自分のWebサイトに向けて設置されたリンクのことをいいます。以前は、被リンク対策が評価の大半を占めており、被リンクを増やせば増やすほど上位表示が可能でした。

 

どうしてリンクが増えると表示順位が上がるのかというと、数多くリンクされているWebサイトは人気があり信頼できるサイトとGoogleが評価しているからです。

 

あなたが、外部のサイトを紹介するときのことを考えればわかりやいかと思います。紹介するのは、役に立つ情報、いい情報、面白い情報だったりするからではないでしょうか。そして、自分のブログなどで紹介する際には、その外部サイトのリンク(URL)を貼るわけです。

 

ということは、被リンクしてもらったサイトはいいサイトで、リンクが多いほど評価が高いサイトと考えることができます。なので、Googleは被リンクの多いサイトを上位表示するアルゴリズムを作りました。

 

しかし、恣意的に被リンクを増やすサイトが出てきました。例えば、意味のない別サイトをたくさん作り、そのサイトに自分のWebサイトのリンクを貼ることで被リンク数を増やしました。その方法で被リンクを売る業者も出てきて、簡単にしかも無数に被リンクを増やせるようになりました。

 

これでは、Googleの意図するものとは違うサイトが上位表示されてしまい、ユーザーの満足度は下がってしまいます。そこでGoogleは、被リンクの品質を検索順位の大きな評価基準とするアルゴリズムに変更しました。このアルゴリズム変更は、 ペンギンアップデートと呼ばれています。

 

ペンギンアップデートにより、ズルをしてむやみに被リンクを増やしても検索順位が上がらないどころか、ペナルティーを受けて検索順位が下がるようになりました。

 

とはいえ、今でも被リンク対策はSEOを行う上で重要です。次回以降で、どのような被リンクが評価されるのか、どうやって被リンクを獲得すればいいかについて説明します。