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福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会 に参加してきました

こんにちは、スミリオンの長嶋です。
 
4/27に以下のイベントに参加してきました。
福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会 「規制対象としての「仮想通貨」「暗号資産」とブロックチェーンによる金融技術の進化」
https://bitcoin-fukuoka.doorkeeper.jp/events/90156
 
今回は、すごく内容が濃いセミナーでした。私自身すごく勉強になったんですが、内容をあまり理解出来ておらず、内容をブログで記載するのはほんとに難しいので、私なりの解釈で概要を記載したいと思います。
いずれ、SlideShareで資料は公開されるとのことでしたので、その時にまた記事を更新したいと思います。
 

近畿大学 山崎重一郎氏

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オープニングトークとして、「仮想通貨」が「暗号資産」に変更されたことや暗号資産(Crypt-assets)の位置づけとして、暗号資産は、仮想通貨/暗号通貨、出資トークン(ICO)、ユーティリティトークン(アクセストークン)の総称的な位置づけになるのか?と言ったお話だった。
所感:暗号資産について、概略は何となく理解できた感じ
 
 

駒澤綜合法律事務所 高橋郁夫氏

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「仮想通貨」の呼称を「暗号資産」に変更について、より詳しい説明。
理由としては、国際的な議論の場において、“crypto-asset”(暗号資産)の表現が用いられつつある。ことや資金決済法において、仮想通貨交換業者に対して、「仮想通貨」の呼称は誤解を生みやすい、と指摘がある とのこと。
また、外国の規制の動向についても話しもあった。
所感:「仮想通貨」の呼称を「暗号資産」に変更した経緯について、より詳しく理解できたかな・・・
 
 

弁護士法人ALAW&GOODLOOP 吉井和明氏

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情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律について、詳しく説明して頂いたのですが、私の理解が追い付かず。。。。
ただ、後半はブロックチェーンのカストディ業務を行う企業について今回の法改正で、暗号資産交換業に含まれるとの説明があった。
所感:カストディ業務のところだけでも聞く価値があった内容だが、規制が厳しくなると今後この分野への参入が厳しくなるような感じを受けた。(法による規制はある程度必要とは思うが。。。)
 
 

国立情報学研究所 岡田仁志氏

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新しい技術を法律で取り締まることは、何で難しいのか?と言うお話だった。(法学部の1年生でやる話らしいです)
後半は、論文の抜粋で「ビットコインに対する権利性を肯定する立場」の「財産権を認める」見解のお話など
所感:いろいろとすごく面白く興味深かった。また機会があれば拝聴したいです。
 
 

株式会社chaintope 安土茂享氏

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Discreet Log ContractとAtomic Loansというプロトコルについてのお話だった。
所感:前の3つに比べて、技術的な話だったので少しは理解できたかな
 
最後に登壇者によるパネル討論があり、その後懇親会がありましたがそこでもいろいろと面白い話を聞くことが出来ました。
今回のセミナーはほんとに難しい話ばかりでしたが、こういった話を聞く機会はなかなかないので、分からないなりにもいろいろと情報収集が出来たことは良かったかなっと思います。
 
では、また